【保存版】デカフェ・カフェインレスコーヒーについて、まとめました。

dekafe

 

デカフェについてまとめてみました。
デカフェ(もしくはディカフェ・カフェインレス・カフェインフリー等の呼称)

生豆の状態でカフェインを抜く処理を行ったコーヒー豆、もしくはそのコーヒー豆でいれたコーヒーのことを指しています。

果たして、どのくらいのカフェインが除去されているんでしょうか??

 

デカフェの規定は決まっていない!

 

日本では「ディカフェとはカフェインを何%以上カット」という規定はまだ存在しないようですが、ヨーロッパではコーヒー豆中のカフェインが0.2%以下であれば、ディカフェと呼べると決まっています。

通常のアラビカ種はコーヒー豆中に約1%のカフェインを含みますので、5分の1以下、ということになります。

デカフェの始まりはとても速く、最初の脱カフェインの方法はナント1906年に開発されていました!
ペーパードリップと同じくらいの歴史があったとは、驚きですよね^^

日本ではまだまだ知名度の低いディカフェですが、ヨーロッパを中心として一定の需要があり、一説では世界のコーヒーの市場の約10%を占めると言われます。

しかし近年はスペシャルティを取り扱うコーヒー店舗でもデカフェの豆が一般的になってきており、これからドンドンと広がっていく事でしょうね!!

それで、飲んでも眠れるの?
実はこの前、日本で最も注目を浴びているコーヒー屋で99%カフェインカットと言われるディカフェを買いました。

味に関しては、やはりカフェインを抜き取る過程で豆が本来持つ美味しい成分も抜けてるんじゃないか・・・
・・・と思えてしまうほど、残念ながら私の口には合いませんでした><

ただカフェインは99%カットという事だけあって、わざと夜寝る前に飲んだのですがグッスリ眠れました^^b
ただし、人それぞれ体質がありカフェインに凄く敏感な体質の方も居られますので、「絶対に眠れる・・・」と・・・
一概に言い切ることは出来ないです(T_T)

デカフェの作られ方・方法。

それではディカフェのコーヒーはどうやってできるのか。
作られ方は大きく二つあり、一つは通常のコーヒー豆を生豆の状態で加工して、カフェインを抜きとっていく事。

先ほども述べたとおりです。
この方法は後程3つに分けて詳しく説明します。

もうひとつは、品種改良などにより、もともとカフェインをほとんど含まないコーヒーノキを育てること。
しかし、この方法はまだ実用化されていない?と思います。

ですが2004年にエチオピアで、わずか0.076%しかカフェインを含まない品種を発見したとの報告もあるので、近い将来にはこういったコーヒーが出回る気がしています。

ですので、いま私たちが口にできるのは、レギュラーコーヒーであれ、インスタントコーヒーであれ、すべて脱カフェイン法により加工されたディカフェコーヒーということになります。

また、どんな脱カフェイン方法も完全にカフェインを取り去ることはできず、生豆状態で97~99%カットが限界です。

要するに100%中の1%はカフェインが入ってしまっているという事です!

カフェインを抜き取る3つの方法

カフェインを抜き取る科学的方法
ここからは少し難しい話です><
興味のある人だけ見てみてください^^b

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①有機溶媒抽出

これはケミカルメソッド、スターバックスなどでは
ダイレクトコンタクト法と呼ばれている方法です。

カフェイン、つまりトリメチルキサンチンは疎水性、
つまり水には溶けにくく油に溶けやすい物質です。

カフェイン以外のコーヒーの成分は、水に溶けるものが多いので、
コーヒー豆を有機溶媒につけてあげれば、カフェインだけがしみ出てくる
・・・という原理です。

有機溶媒としては、クロロホルムやトリクロロエチレンが多く使われていましたが、
残留したときの健康への影響を考えて、
最近ではほぼジクロロメタン(塩化メチレン)が使われています。

簡単に安くできる方法ではあるものの、
カフェイン以外の旨味成分もいっしょに持ち去ってしまうため、
風味で劣ることが欠点です。また、塩素系の溶媒を食品加工に用いた場合、
日本では食べ物と認められません。

有機溶媒抽出で加工されたお豆は、日本に輸入も販売もできないため、
日本でのディカフェコーヒーは、ほぼ水抽出によるもののようです。

②水抽出

スイス・ウォータープロセス、スイス式水抽出法ともよばれる、1941年に開発された方法です。

まずコーヒー豆を水に浸すと、カフェインごとコーヒーの成分が水の中に溶け出てきます。
その溶液からカフェインだけを取り去ります。

この溶液に新しいコーヒー豆を浸すと、浸透圧の関係でカフェインだけが溶液中に溶け出てきます。
つまり、この新しいコーヒー豆からはカフェインが抜かれているのです。

科学っぽくお借りした図で表すと・・・

 

WS000040

 

この方法では、有機溶媒が直接コーヒー豆に触れることがないため安全で、最も多く用いられています。

詳しい原因は分からないのですが、水抽出で加工したコーヒー豆は、けっこう黒ずむようです。

 

WS000041

 

左側がデカフェのコロンビアで、右は比較のためのコロンビア。

どちらも生豆ですが、すでにこのチョコレートのような色です。
デカフェのコーヒー豆が比較的深煎りに見えるのはこの為だと私は予想します!

③二酸化炭素抽出

1974年に開発された方法です。

最初は超臨界状態の二酸化炭素を用いていました。

水でも起こるのですが、二酸化炭素を高温・高圧にすると気体と液体の両方の性質を持った超臨界流体になります。

二酸化炭素ではこれが31.1度以上、73.8気圧以上という、けっこう普通な数字。お豆に染み込みやすく、うまくコントロールすればカフェインだけを狙って抜くことができ、もちろん毒性もありません。

極めて優れた脱カフェイン法だと言われています。

余談ですが、南太平洋に浮かぶ島国、ニューカレドニアでとれるリロイ種というアラビカ種の一種は、カフェインを半分くらいしか含まないそうです。

こちらは普通に手に入るコーヒーですので、一度お試しになってみては・・・!?

当サイトで紹介しているコトハコーヒーは水抽出(ウォータープロセス)

 

当サイトで紹介させて頂いているコトハコーヒーはウォータープロセスへ、こだわりを持ってらっしゃいます。

コトハコーヒーによるウォータープロセスの解説も是非参考にしてくださいね!

コトハコーヒーの解説

ロクメイコーヒーからもデカフェが発売中。こちらも水抽出。

 

スペシャルティコーヒーの焙煎技術を競う大会でも上位に入賞するロクメイコーヒーからもデカフェ商品が発売開始されました。

ロクメイコーヒーではスイス・ウォータープロセスという方法の豆を採用しているようです。

ロクメイコーヒーのデカフェ商品をチェック

 

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