ブルーマウンテンの特徴【コーヒー生産地・ジャマイカ】

buruman

 
ブランド化された元祖コーヒーの王様
日本人なら、誰もが一度は聞いたことのある

「ブルーマウンテン」

スターバックスやタリーズコーヒーの様なセカンドウェーブが流行りだした今だからこそ聞かなくなった名前でもありますが昔ながらの喫茶店に入ってみると、やはり定番。

今日は、そんなブルーマウンテンの特徴に迫ってみます(^-^)

ブルーマウンテンの生産地はジャマイカって知っていました?


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ジャマイカは兵庫県よりちょっと大きいくらいの小さな国。

その中に最高峰2256mのブルーマウンテン山脈があるんですから、なかなか暮らしにくい環境じゃないかと思いますが、それゆえにコーヒー栽培には適しています。

このブルーマウンテン山脈の限られた地区で栽培されているコーヒーだけが「ブルーマウンテン」と名乗ることを許され、なかでも大粒のものから「ブルーマウンテンN0.1」(スクリーンナンバー18以上)、「同No.2」「同No.3」とランク付けされています。

そのほかにも「ハイマウンテン」や「プライムウォッシュド」といった銘柄もあり、最高級品である「ブルーマウンテンNo.1」はごくごく一部。

そもそもジャマイカのコーヒー生産量自体が年間35,000袋程度と極めて少ないので、スターバックスなど大手で扱えないのも納得がいきます。

このブルーマウンテン。
マルチニーク島から伝わったティピカ種の、非常に綺麗な大粒豆です。

長く栽培されていたため、ブルーマウンテン山脈の気候に適応し、ティピカとはまた別の「ブルーマウンテン」という栽培品種になっています。

「ブルーマウンテン」という名前は栽培品種の意味なんですよね。

調和のとれた優しい酸味と、なにより際だつ甘みが特徴で、コーヒーの王様とも呼ばれます。

ブルーマウンテンは麻袋ではなく樽詰めで出荷される。(価値向上のため)

画像参照:hi-romi.com

 

ちなみにこの樽には70kgほどが入るそうです。喫茶店世代の方にとって「ブルマン」と略された事もあるブルーマウンテンはおいしいコーヒーの代名詞ですよね(^-^)

一方で、「ブルーマウンテンはブランド価値だけで、たいしたことはない」「まずい」といったことを述べる専門家や愛飲家が居られるのは事実。

ブルーマウンテンのように、高評価・低評価と分かれているコーヒーは珍しいんです。
さて、どんな経緯でブルマンはこの飛び抜けたブランドを築いたのか。

ブルーマウンテンの日本への広がり方

ブルーマウンテンが日本に入ってきたのは、恐らく明治時代だと思われます。
当時は消費量も少ないし、この当時としては本当に品質が高かった。

このコーヒーをより高く売るため、業者は考えました。

当時のジャマイカはイギリス領。
きっとイギリス王室もブルーマウンテンを飲んでいるに違いない。

よし、「女王陛下のコーヒー」として売り出そう。

こうしてブランド好きの日本人の心をうまくつかみ、現在の不動の地位をものにしたのです。
今でも昔ながらの喫茶店に行くと、たいていブルーマウンテンNo.1は一番高い値段の豆。

コロンビアなんかの3倍はします。

ブルーマウンテンの価値が落ちてきた原因

では値段が高くて美味しいはずのブルーマウンテンに、どうしてこうも悪い噂がつくのでしょうか。

ジャマイカでは90%以上を日本に輸出しているのですが、
戦後日本は経済成長し、コーヒーの消費量も上がってきました。

・・・そして生産が追いつかない。

また輸出環境が悪く、日本に到着する頃にはブルーマウンテンの生豆の成分が本来の品質ではなくなっているという噂も聞いたことがあります。(特に船便だと)

現在のスペシャルティコーヒーのトップグレードは真空パックの袋で輸出してくる位ですから、輸送品質が悪いのは容易に想像できますね!

ちなみにブレンドにして値段を落とそうとしても「ブルーマウンテンブレンド」を名乗るためには、原材料の30%以上使わなくてはいけないと法律で決まっています。

過剰な需要に応えるため、本来はブルーマウンテンと名乗れないハイマウンテンという別の地区のコーヒーを入れて品質を落としたり…。

結果としてブルーマウンテンはコーヒー通の間で、その地位を失いつつあります。

スペシャルティコーヒー・サードウェーブが到来した現時点では、「一番おいしいコーヒーはブルーマウンテン」と言い切れなくなったのは確かです。

それでも、ブランド云々を抜きにして、本物の品質で届いてジャストな焙煎をされたブルーマウンテンNo.1が素晴らしいコーヒーであることは間違いない!

・・・というのが私の個人的な意見です(*^-^*)

ブルーマウンテンには申し訳ないけど、近隣諸国の方が美味くて安い。

上記の地図を見てもらうと分かりやすいんですが・・・、

ジャマイカのすぐ下にはグアテマラ・ホンジュラス・ニカラグア・コスタリカ・パナマ・コロンビアなど、今のスペシャルティーコーヒー業界の主力とも言える国々が並んでいます。

私の見解で考えるとジャマイカのブルーマウンテンにお金を払うより、上記の国のコーヒーへお金を払った方が安くて美味しいコーヒーが飲めると考えます。

ちなみにパナマはゲイシャブランドが強く、今やブルーマウンテン以上に高価なコーヒーも存在します。

ブルーマウンテンの味で考えると上記の国の中では

コスタリカが近くてコスパが良いと私は思ってます。

私も何度か買わせてもらってるロクメイコーヒーさんのコスタリカはブルーマウンテンにも負けないので是非試してみてください(^-^)

 


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